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レッスンの前後の時間

前の記事でレッスン前のことについて触れたのでついでに、(音楽)レッスン前後の話題を。

楽器店の音楽教室では30分とか40分と時間が決められているので、まったく余裕がないです。
相当考えてレッスンしないとすぐに時間がきてしまいますよね。
ゆっくり話したくても、次の生徒さんが待っていたりするとできませんし。
前の記事の内容から考えると余裕を持ってレッスンに行くべきだと思います。
(常識で考えたらそうですよね。)
しかし楽器店のレッスンではレッスン室に入って待つことは難しいです。
・・・というか断られることが多いです。
前の生徒さんが子供の場合、赤の他人がいたら緊張してレッスンにならないという理由もあるようですが、大人の場合はそういう問題はないようにも思えます。
とにかくレッスン室の外で待つのが普通です。
楽器店なので、楽譜や楽器を見て過ごすこともできますが、小さな楽器店だとそうそう見るものもないですし、最初は良いのですがだんだんそうやって過ごすのに飽きてきます。
外で待つにしても中で待つにしてもタイミングに気を遣いますよね。
それから大きな楽器店にはそういう問題はないかもしれませんが、小さい楽器店だとレッスン室でさえ、エアコン代を節約してつけないことが多いのです!
ましてや待合室(部屋はないので廊下)のエアコンに配慮することはありません。
夏は暑く冬は寒いです。
ここで待つのは極力少なくしたいです。
エアコンも節約しているような教室だと当然廊下も薄暗いです。
待ち時間には何も配慮していませんね。

先生の自宅レッスンの場合は前後の時間に融通が利くことが多く、次の生徒さんがいない場合はかなりゆったりとお話できることも多いです。
まず、早く到着した時、子供の場合はやはり上で書いたように、レッスン室に入らないほうが良いと思います。
でも子供だけ・・・というのは別です。
大人が付き添っている場合は入らないほうが良いと思いますが、子供が一人で行く場合は静かに中で待つのが良いと思います。
こういう場合、待ち時間にしてほしい教材(おもちゃのようなものでレッスンのためになるもの)を先生が用意してくださっている場合がありますよね。
大人のレッスンの場合は、聴講OKが普通なのではと思います。
どうなのでしょうか。
先生がある程度時間を空けておくものなのでしょうか。
全員ではないですが、自分のレッスンの時に次の生徒さんがやってきたり、前の生徒さんのレッスンの時に入ったことは多いです。
ですから聴講は当然のことだと思っていたところがあるのですが。
自分が聴かれる立場になると緊張しますが、他人のレッスンも勉強になりますよね。

レッスン室で待っているときにどうしていたか、自分の例ではこんな感じです。

子供の頃は漫画を読んで待っていました。
「なかよし」とかコミック(すべて「なかよし」のでした。)を思いっきり読み漁っていました。
先生は同学年の子のおば様でしたので、自分たちの好みの漫画がたくさんありました。
里中満智子が多かったですね。
普通に児童書もいくつかありましたが。
私は読むのに夢中になりすぎて声をかけられてもすぐに気づかないことが多かったです。
また、その教室ではラムネ菓子が常にテーブルのお皿にありました。
このことは以前書きました。
私たちは良く食べていたのですが、子供に人気があるということで常に置かれていました。
そういえばエレクトーンがあったので、他の子のレッスン中にこっそり練習がある程度できました。
でもほとんどしませんでしたが。

声楽レッスン(先生の自宅レッスン)では始まる前よりも終わった後の思い出のほうが多いです。
声楽の先生は基本的にお話好きですから、話に花が咲きました。
ある先生とは声楽の世界の裏話を、ある先生とは音楽の話を中心に宗教とか精神的な話題を、女性の先生とは花や洋服の話で盛り上がれました。
ある意味、レッスン後のこの時間もレッスンのうちというか、非常に重要な時間だったと思います。
レッスン内容がなくて話だけ盛り上げる先生も中にはいらっしゃるようですが、充実したレッスンの後にはお話タイムがあるとうれしいですね。
時間が限られていても。


娘たちのピアノレッスンでお世話になったある先生のレッスン室にはたくさんの画集とピアノ関連の雑誌がありました。
娘たちは主に手塚治虫の漫画を読んでいましたが、画集を見るのも良いし、ピアノ関連の雑誌も良いですよね。
待ち時間が非常に勉強になると思います。
終了後もいろいろお話ができましたので楽しかったです。

まあレッスンの時間と言うものは大人の場合自分の仕事などの都合で、子供の場合は大人の都合と他の習い事との関係で決まることが多いですが、できれば近いレヴェルの人のレッスンが前後にって少しでも耳にできると良いですよね。
対抗意識ができて(もっと頑張らなくちゃ。)と思えたらラッキーです。
あまりにも年齢やレヴェルが違うとこういう風には思えませんが。




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Enrique

故井上直幸さんが昔NHKの音楽教室で,「レッスンに通うときの道すがらもレッスンのうちだ」ということを仰っていたのを思い出します。
待ち時間や終わってからのちょっとしたお話,全てがレッスンのうちと思います。さらに,レッスンもさることながら,色々な悩み事などのカウンセラーの様になっている先生もおられるようです。
でもやはり本来の目的は上達ですから,独学とは違う様々な刺激が受けられたら良いですね。

by Enrique (2010-05-02 15:51) 

Cecilia

Enriqueさん、nice&コメントありがとうございます!
井上直幸さんのおっしゃること、なるほどなあと思います。
我が家ではずっとレッスンに送り迎えしてしまいましたが、公共交通機関を乗り継いで通うのも徒歩や自転車で通うのもいろいろなアクシデントがあったりしますよね。
子供がレッスン以外にも先生と話すのが楽しみ、という風になるとレッスンにも身が入りそうですね。
by Cecilia (2010-05-02 17:19) 

aranjues

私の通ってる所は大人のためのピアノ教室の走りのようなところで、
マンションの一室をレッスン用に借りてあります。駐車場の関係で、
前の人が終わるまで外で待ってることもありますが、早く行けたときは、
アップライトピアノは置いてありますので、練習したり、置いてある
曲集など見て次に弾いてみたい曲を探したりしています。

by aranjues (2010-05-02 17:26) 

シズコ

こんばんは~。
ピアノのレッスン、私は先生の自宅に通わせてもらってました。
教えてくださったのは1、2年のヤ☆ハオルガン教室の先生で、3年生になって辞める時「シズちゃん、ピアノ習ってみない?」と声をかけてくだったのです。
当時私は、ヒジョーに主体性の無い子で(苦笑)、「友達のAちゃんもピアノ習うっていうから、私も習いたい」と親にせがんで、習わせてもらいました。
先生のご自宅の洋間に、デーンとグランドピアノが置いてありました。
時間予約制なので、あまり待ち時間って無かったんだけど、冬時間バス時間待ちのときとか(なんと!バスを一つ乗換えして行く遠いところでした!一回バス時間待ってられなくて、歩いていったら一時間かかった!今思うと我ながら偉いと思いました!^0^;)ピアノのすぐそばにあるソファで待つのがお約束でした。そこでやっぱり私も漫画を読みましたよ~!山本鈴美香さんの「7つのエルドラド」とか、誰だか忘れちゃったけど「まゆ子の季節」とかっていう、美容師さんの漫画読んでました。
木原敏江さんの「あ~らわが殿」も好きだったなあ~(何しに行ってたんだgっ!)
先生はわりと厳しい方でしたが、とてもよくしてくださったので、お陰様で大学2年まで12年間お世話になりました。あの先生に出会わなかったらきっとピアノも習ってなかったろうなあと思います。

あ、Ceciliaさん、やっと書きたかった「音楽ねた」ブログ、今日書きました。
ちょっくら恥ずかしいので書きなぐっちゃった感じですが、時間があったら読んでくださいね。
by シズコ (2010-05-02 21:12) 

Daddy恭男

レッスン前、前の方のレッスンを部屋に入って聴いているのが基本だと思います。それを受け入れられない師弟関係や施設で学ぶのはどうかと思いますし、遊びに行っているのではないので、マンガを読むなど問題外です。
by Daddy恭男 (2010-05-02 23:10) 

Cecilia

aranjuesさん、nice&コメントありがとうございます!
そのマンションの一室は完全にレッスンのためなのですね。
駐車場の問題もありますよね。
余裕があればよいのですが、そうでないところも多いのでしょうね。
早く行くことができてちょっとでも余分に触れることができたらラッキーですね。
by Cecilia (2010-05-03 07:16) 

Cecilia

matchaさん、niceありがとうございます!
by Cecilia (2010-05-03 07:22) 

Cecilia

センニンさん、niceありがとうございます!
by Cecilia (2010-05-03 07:24) 

Cecilia

シズコさん、コメントありがとうございます!
私の子供の時の先生のお宅にもバスで行きましたが、小学校高学年は本校でしたので始まる前はある程度学校で過ごしてから行けました。
レッスンが同じくらいの年齢の子達と前後していたし、よく知っている子達だったので、恥ずかしいも何もなく、お互いにレッスンを聴き合うのが当たり前でした。
でも漫画ばかり読んでいましたが。

>ピアノのすぐそばにあるソファ

ソファって疲れていると眠くなりますよね。

>山本鈴美香さんの「7つのエルドラド」
>「まゆ子の季節」

愛読書です。(笑)
「7つの黄金郷」はよく記事の中で触れていますが、「まゆ子の季節」は触れていませんね~。
あの美容学校ではバレエまで習わせるし、一瞬の映像を見て同じようにカットするなんて、漫画の中でしかありえないと思いました。
「あ~らわが殿」は知りません。

12年もお世話になったなんてすごいですね。
私もせめて高校3年まで続けていれば良かったかなと思っています。


by Cecilia (2010-05-03 07:36) 

Cecilia

Daddy恭男さん、nice&コメントありがとうございます!
音大生のレッスンなら当然だと思います。
”町の先生”の教室だと、待ち時間にうるさくされたりレッスン中の子に迷惑をかけないようにいろいろ工夫されているのかなと思います。
漫画は先生のほうから「読んで」みたいに言われることが多いですよ。
うちの娘たちが最初についた若い先生は漫画を用意していらっしゃいませんでしたので本などを持たせましたが、漫画を持たせないようにした記憶があります。(何か言われそうだったので。)

親の見学の問題もあります。
実は私は送迎の関係もあってレッスンを見学することが多かったのですが、最初の先生は内心困っていたと思います。
私は先生のレッスン方針に口出ししないように心がけ、また娘たちがすることに手出ししないようにしました。
幼児のレッスンでは親同伴だと困る場合と必要な場合があるらしいですが、ただ座っているだけなら問題はないだろうし、もうすでに幼児ではなかったのでそうさせていただきました。
このこともいずれは記事にしたいと思っています。

by Cecilia (2010-05-03 07:56) 

yablinsky

うちのピアノの先生は、次のレッスンが大学生だったりすると残って聞いていったらとさそってくれます。子どもは何も考えず、早く帰りたがったりするのですが・・・
by yablinsky (2010-05-03 08:14) 

Cecilia

yablinskyさん、nice&コメントありがとうございます!
そうなんですよね~。
同じ教室の発表会では最後まで聴かざるを得ないのですが、いろいろな教室の人が参加する演奏会に出たら、いろいろな人の演奏が聴ける良いチャンスなのに、さっさと帰りたがるのですよね。
まあ人も多いし、帰っても良いのですが、もったいないことだと思いました。

by Cecilia (2010-05-03 08:19) 

nyankome

ギターのときもリュートのときもそうですが、たいてい前後の方のレッスンを見せて頂きますが、勉強や刺激になります。
もちろん私のときも他の方が見ていらっしゃる場合があるのですが、それほど緊張しません。
by nyankome (2010-05-03 12:54) 

Cecilia

nyankomeさん、nice&コメントありがとうございます!
ギターやリュートでは当たり前なのですね。
もっとも当然のような気もします。
大人のレッスンがほとんどで、お互いに勉強しあうという空気があるような気がします。
by Cecilia (2010-05-04 08:13) 

Cecilia

HAPPY☆ゆう&はるさん、はじめまして。
niceありがとうございます!


by Cecilia (2010-05-05 18:31) 

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