Marcel Ponseele&Il Gardellino [音楽鑑賞]
Cafe Zimmermannのバッハの協奏曲シリーズを聴きまくったついでにNMLで聴けるめぼしいCDをチェックしていました。以前バッハの協奏曲にはまりまくっていた時には登録されていなかったCDがたくさん増えていますがその中でもっとも気になったのはAccentレーベルのCDでした。このレーベルのことはよく知らなかったのですがラ・プティットバンドの録音で有名なレーベルだったのですね。
NAXOS MUSIC LIBRARYで試聴できます。→こちら
Il Gardellino(イル・ガルデッリーノ)の爽やかなアンサンブル、Marcel Ponseele(マルセル・ポンセール)さんのオーボエの音色の心地よさが堪能できます。
私が知っているのはヴァイオリンは寺神戸亮さんだけで(大体寺神戸さんのことはバッハ・コレギウム・ジャパンの人だと思い込んでいました。いろいろなアンサンブルに関わっているのが古楽界の常識なのでしょう。)、このアンサンブルのことも初めて知ったのですが、HMVにある解説によると《アムステルダム・バロック・オーケストラ、ラ・プティット・バンド、シャペル・ロワイヤル&コレギウム・ヴォカーレ、BCJといった一流団体に参加する奏者たちが参加する注目のグループ》なのだそうです。
バッハオンリーのアルバムかと思ったらMarcel Ponseeleさん編曲によるマーラーの「私はこの世に捨てられて」がボーナストラックとして入っていて驚きました。バロックアンサンブルによるマーラーは珍しいですね。でも不思議と違和感なく聴くことができました。オーボエはオーボエ・ダ・カッチャらしいです。
Il Gardellinoのサイトを見たら寺神戸さん以外に日本人がいらっしゃいました。Mika Akihaさんという方ですが漢字では秋葉美果さんでしょうか?最近ではヨーロッパの素晴らしい古楽バンドで日本人がたくさん活躍していますね。珍しくもないのかもしれませんが何となくうれしいです。Marcel Ponseeleさんはなかなか恰幅が良い方ですね。この方は演奏・編曲もする上、ご自分で楽器(もちろんオーボエ)を製作されるようです。
このアルバムの最初の曲は私の大好きなオーボエ・ダモーレ協奏曲BWV1053aです。この曲ばかり聴いていたこともあるくらい大好きです。同じ曲がチェンバロ協奏曲になっていますがそちらもよく聴きますし、カンタータBWV169のシンフォニアになっていますのでそちらでもよく聴きます。とにかくこの曲を聴くと元気が出ます。)
このアンサンブルに興味を持ったのでもう一枚CDを聴いてみました。
NAXOS MUSIC LIBRARYで試聴できます。→こちら
こちらにもバッハの曲がが何曲か入っていますがマルチェッロ、テレマン、ヘンデルのオーボエ協奏曲が楽しめます。バッハの曲はすべてカンタータのシンフォニアですね。このCDを聴いて私はBWV156「片足は墓穴にありてわれは立つ」のシンフォニアが上のほうのCDにも収録されているBWV1059のオーボエ協奏曲の二楽章と同じメロディーだということに気がつきました。同じアンサンブルで同じソリストなのですが、どこか違うのでしょうね。楽譜を見てないのでわかりませんが、まったく同じには聴こえません。
こちらのCDのボーナストラックはピアソラの「オブリヴィオン(忘却)」。最近たまたま伊閣蝶さんのブログでこの曲を知ったばかりなので、すごい偶然に驚きました。(笑)
Marcel Ponseeleさんの素敵なオーボエを聴いていたら、この楽器に対する憧れがますます強くなりました。
NAXOS MUSIC LIBRARYで試聴できます。→こちら
Il Gardellino(イル・ガルデッリーノ)の爽やかなアンサンブル、Marcel Ponseele(マルセル・ポンセール)さんのオーボエの音色の心地よさが堪能できます。
私が知っているのはヴァイオリンは寺神戸亮さんだけで(大体寺神戸さんのことはバッハ・コレギウム・ジャパンの人だと思い込んでいました。いろいろなアンサンブルに関わっているのが古楽界の常識なのでしょう。)、このアンサンブルのことも初めて知ったのですが、HMVにある解説によると《アムステルダム・バロック・オーケストラ、ラ・プティット・バンド、シャペル・ロワイヤル&コレギウム・ヴォカーレ、BCJといった一流団体に参加する奏者たちが参加する注目のグループ》なのだそうです。
バッハオンリーのアルバムかと思ったらMarcel Ponseeleさん編曲によるマーラーの「私はこの世に捨てられて」がボーナストラックとして入っていて驚きました。バロックアンサンブルによるマーラーは珍しいですね。でも不思議と違和感なく聴くことができました。オーボエはオーボエ・ダ・カッチャらしいです。
Il Gardellinoのサイトを見たら寺神戸さん以外に日本人がいらっしゃいました。Mika Akihaさんという方ですが漢字では秋葉美果さんでしょうか?最近ではヨーロッパの素晴らしい古楽バンドで日本人がたくさん活躍していますね。珍しくもないのかもしれませんが何となくうれしいです。Marcel Ponseeleさんはなかなか恰幅が良い方ですね。この方は演奏・編曲もする上、ご自分で楽器(もちろんオーボエ)を製作されるようです。
このアルバムの最初の曲は私の大好きなオーボエ・ダモーレ協奏曲BWV1053aです。この曲ばかり聴いていたこともあるくらい大好きです。同じ曲がチェンバロ協奏曲になっていますがそちらもよく聴きますし、カンタータBWV169のシンフォニアになっていますのでそちらでもよく聴きます。とにかくこの曲を聴くと元気が出ます。)
このアンサンブルに興味を持ったのでもう一枚CDを聴いてみました。
Concertos Baroques Pour Hautbois
- アーティスト:
- 出版社/メーカー: Accent
- 発売日: 2004/01/30
- メディア: CD
NAXOS MUSIC LIBRARYで試聴できます。→こちら
こちらにもバッハの曲がが何曲か入っていますがマルチェッロ、テレマン、ヘンデルのオーボエ協奏曲が楽しめます。バッハの曲はすべてカンタータのシンフォニアですね。このCDを聴いて私はBWV156「片足は墓穴にありてわれは立つ」のシンフォニアが上のほうのCDにも収録されているBWV1059のオーボエ協奏曲の二楽章と同じメロディーだということに気がつきました。同じアンサンブルで同じソリストなのですが、どこか違うのでしょうね。楽譜を見てないのでわかりませんが、まったく同じには聴こえません。
こちらのCDのボーナストラックはピアソラの「オブリヴィオン(忘却)」。最近たまたま伊閣蝶さんのブログでこの曲を知ったばかりなので、すごい偶然に驚きました。(笑)
Marcel Ponseeleさんの素敵なオーボエを聴いていたら、この楽器に対する憧れがますます強くなりました。
私のブログの記事をお取り上げ頂き、誠にありがとうございました。
私も「オブリヴィオン」はオーボエにぴったりとはまる曲だと思っていましたので、早速聴いてみたいと思います。
それにしても、バロックアンサンブルでのマーラーは確かに珍しい試みだと思いました。
マーラーの旋律は息が長いので、木管系の楽器には大変よく合うのではないかと感じています。
それだけにこれはすばらしい試みですね。
日本人メンバーがお二人加わっておられるという点も、やっぱりとてもうれしく感じました。
大変興味深いCDなので、またまた購入を検討したくなっています。
by 伊閣蝶 (2011-10-24 11:57)
伊閣蝶さん、nice&コメントありがとうございます!
「オブリヴィオン」、試聴でも少しはオーボエ部分が聴けますのでどうぞお聴きになってください。
Marcel Ponseeleさんと寺神戸さんの二人はBCJでも一緒にソリストとして演奏されていますね。同じBWV1060が聴けるのでゆっくり聴き比べてみたいと思いました。
Marcel Ponseeleさんのことは初めて知りましたが、かなりの実力者ですね。力強く優しい音色がたまらない魅力です。
by Cecilia (2011-10-24 16:13)
ユーフォさん、niceありがとうございます!
by Cecilia (2011-10-25 09:08)