SSブログ

In the Bleak Midwinter [音楽鑑賞]




(歌詞)作詞Christina Rossetti作曲Gustav Holst

In the bleak midwinter, frosty wind made moan,
Earth stood hard as iron, water like a stone;
Snow had fallen, snow on snow, snow on snow,
In the bleak midwinter, long ago.

Our God, Heaven cannot hold Him, nor earth sustain;
Heaven and earth shall flee away when He comes to reign.
In the bleak midwinter a stable place sufficed
The Lord God Almighty, Jesus Christ.

Enough for Him, whom cherubim, worship night and day,
Breastful of milk, and a mangerful of hay;
Enough for Him, whom angels fall before,
The ox and ass and camel which adore.

Angels and archangels may have gathered there,
Cherubim and seraphim thronged the air;
But His mother only, in her maiden bliss,
Worshipped the beloved with a kiss.

What can I give Him, poor as I am?
If I were a shepherd, I would bring a lamb;
If I were a Wise Man, I would do my part;
Yet what I can I give Him: give my heart.


讃美歌468番「こがらしの風ほえたけり」(ほぼ上のロセッティの詩のまま。)

木枯らしの風 ほえたけり、
くろがねのごと 地は凍り、
雪ふりつみぬ いやしげく、
とおきむかしの 冬の日に。

わびしき冬の さなかにも、
君にゆたかに 乳はあり、
乾草(ほしぐさ)みてる 馬槽(まぶね)あり、
牛馬(うしうま)らくだ かこみつつ。

あまつつかいの うちつどい、
み空にみちて うたうとき、
み母はひとり みどりごを
口づけしつつ ほめまつる。

牧者(ぼくしゃ)なりせば こひつじを、
知者(ちしゃ)は知恵をぞ ささぐべき、
まずしきわれの イエス君(きみ)に
ささぐべきもの こころのみ。


英語の4番の歌詞は中学生か高校生の時の英語の問題に出てきた記憶があります。なぜ覚えているかというと、学校を通して購入した洋書(確かイギリスのポピュラーな詩ばかりの絵本)にも載っていたからです。
クリスティナ・ロセッティという詩人の名前も素敵だなあと思っていましたので印象に残っていましたが、後に日本語の讃美歌で発見した時は更に驚きました。上の動画はあのホルストによる曲(讃美歌も)ですが同じ歌詞の別な曲(Harold Darke作曲)も共によく歌われています。(埋め込みできませんがこちらでお聴きください。


nice!(5)  コメント(10)  トラックバック(0) 
共通テーマ:音楽

nice! 5

コメント 10

伊閣蝶

この讃美歌、今回初めて聴きましたが、詩の持つ雰囲気が最高ですね。
二つの曲も、やはり詩の雰囲気がそうさせるのか、似たような印象を受けました。
でも、ホルストの方がなじみやすくて歌いやすそうです。
個人的には、Harold Darkeの曲の方が面白く聴けましたが。

貧しき我らがイエス様に捧げられるものは心のみ、胸に沁みるような言葉ですね。
ぐっと来てしまいました。
by 伊閣蝶 (2011-12-23 18:06) 

Cecilia

伊閣蝶さん、nice&コメントありがとうございます!
二曲とも確かに似た雰囲気ですよね。はっきり言って似ています。
私はどちらも好きですが、馴染みのあるHolstのほうに軍配を上げるでしょうか。でもDarkeのほうも好きです。

>貧しき我らがイエス様に捧げられるものは心のみ

昔小学校でラジオ放送での朗読を聞いたことがあるのですが、オリーブや果物など実の成る木はそれらをイエス様に捧げることができるけれど、もみの木は何も捧げることができず悩んでいました。しかし自分自身を捧げ、それが神様に嘉せられたといった内容だったという記憶があります。なんという話かわかりませんが、それもこの歌と同じエッセンスであると思います。
by Cecilia (2011-12-25 06:13) 

Cecilia

song4uさん、niceありがとうございます!
by Cecilia (2011-12-27 08:21) 

シズコ

Ceciliaさん、こんにちは。
今Promusicaさん経由?でこちらに最後に年末のご挨拶に伺いました。

早速聴かせて頂きました。初めて聴きましたよ。
でも、なんだか心和みますね。特にこの歌詞に、じ~んと来てしまった。


>Earth stood hard as iron, water like a stone;
Snow had fallen, snow on snow, snow on snow,

↑あーこれって今の山形市内と全く同じ風景だなって思いました。
本当に、Snow had fallen, snow on snow, snow on snow,and iceburn です。


In the bleak midwinter a stable place sufficed
The Lord God Almighty, Jesus Christ.

But His mother only, in her maiden bliss,
Worshipped the beloved with a kiss.

What can I give Him, poor as I am?
If I were a shepherd, I would bring a lamb;
If I were a Wise Man, I would do my part;
Yet what I can I give Him: give my heart.

↑これもまたじーんと来ますねえ。
なんかね、今年のクリスマスって、凄く私、クリスチャンになってから、イエスさまのお苦しみとかそういう悲しい気持ちを初めて体験させてもらった気がしてるんですよ。
だからかな?なんか、じーんと来ました。
Ceciliaさん、英語と日本語の両方の詩を載せてくださってありがとう♪
私は最初英語だけ見てたら、この詩は、なんとなーく意味は大体取れたので、下の訳を見て「あー随分私が感じた印象と違うんだなあ」と思いました。もちろん、私の訳はあやふやなのですが、もっと単純に英語を受け取れて、その言葉がじーんと私の心に迫ってきたので嬉しかったです。

そしてね、画像の人たちも、子どもからお年寄りまでたくさんの方が「賛美」してたでしょ?だからかな~。なんかそれだけで「ええなあ」と思っちゃいました。もうひとつの演奏もかわいらしかったけれど、音程が最初のyoutubeの方が、私には馴染みました。
素敵な動画と詩、ありがとうございました。


>クリスティナ・ロセッティという詩人の名前も素敵だなあと思っていましたので印象に残っていましたが、後に日本語の讃美歌で発見した時は更に驚きました。

私もクリスティナ・ロセッティって名前だけ覚えてます。なんか少女のころ「乙女チックで素敵」って思ってましたから。
何で出てきたんだろう?赤毛のアン?それとも、足長おじさんかな?
ANYWAY、ロマンティックですよね。

閑話休題。一昨日から風邪をひきだして、昨日は最高潮だった?のに、今年最後の映画をレイトショーで観てきました。
「ゲーテの恋~君に捧ぐ『若きウエルテルの悩み』」です。→http://goethe.gaga.ne.jp/

このね?雰囲気が凄く「アマデウス」に似てたんですよ。
でね?でね!?(笑)ゲーテとロッテ演じる女優さんと俳優さんがとても生き生きして魅力的なの。で、最後まで観て思ったんだけど、この映画に、悪い人出てこないのよね・・・・。二人の恋は実らなかったのだけど、ロッテのゲーテへの愛の示し方を見て、「ああ、こういう愛もあるんだなあ」ってなんだか幸せな気持ちで、観てこれたことが嬉しかったです。ポイントがたまってもらえた「ポップコーン」も「キャラメル味」と言うのを始めて教えてもらい、そちらの甘い方を頂いて、上映中それをポリポリ齧りながら笑ったり、息をこらして観てたんで、またそういう観方はじめてだったので、とてもこそばゆいけれど、新鮮な体験でした。終盤になってセーターをさぐったら、ボロボロポップコーンがついていて、しかも床にまで散らばっていて少し恥ずかしかったです。(行儀が悪~い♪)
でも、「ナンネル・モーツァルト」と違い、この映画独語だったのですよ。
独語は大学で少しかじったので、まだ耳が覚えていて、少しだけわかって嬉しかったです。仏語はさっぱりわからんので、興味ない映画で仏語だと、ちょっとキツイなあ。。。

ANYWAY、(風邪のせいで?)こんなにゆったりとした年末を過ごすのは久しぶりです。お掃除も年賀状も全く手がついてないんですが、妙に安らぎを感じてます。コタツに入って、テレビで「古畑任三郎」とか見てたりして。(笑)結構面白いですね。あれ。ミョーに濃い田村正和が面白い!
なんか、今年は「はばはばと」=ゆったりとお年越ししてます。
(何にもしてないというか、ぐでぐでしてるというか・・・)

さすがに山形市は昨日氷点下6度。アイスバーンでした。私の車は青空駐車場なので、窓もドアも凍っちゃうし・・・。でも、まあ、雪国の生まれ?なので「ちゃっちゃと」適応しちゃってます♪

今から今年最後の中国語講座&英会話、やっぱり聞こうっかなあ~」って迷ってますが、やっぱり聞きますね♪(^0^)V

あ、今年最後に購入したお勧め本、三冊、ここに載せていきます。
きっとCeciliaさんも、ご興味あるんじゃないかな?
一冊のケセンの言葉は、ブログにも画像アップしたので、どうぞご覧になって下さい。

では、Ceciliaさん、良いお年をお迎え下さい。
また来年も、どうぞ宜しくお願いいたします。(^-^)/
2012年は、日本が、そして私達がおだやかに過ごせますように。
お祈りしてコメントいたします。
GRACE BE TO YOU♪
by シズコ (2011-12-30 15:23) 

シズコ

ほ、本貼るの忘れちゃったよう・・・ごめんなさい。

「イエスのことば・ケセン語訳」→http://www.amazon.co.jp/%E3%82%A4%E3%82%A8%E3%82%B9%E3%81%AE%E8%A8%80%E8%91%89-%E3%82%B1%E3%82%BB%E3%83%B3%E8%AA%9E%E8%A8%B3-%E6%96%87%E6%98%A5%E6%96%B0%E6%9B%B8-%E5%B1%B1%E6%B5%A6-%E7%8E%84%E5%97%A3/dp/4166608398/ref=sr_1_1?ie=UTF8&qid=1325226332&sr=8-1

「日経 おとなの OFF (オフ) 2012年 01月号 [雑誌] 」→http://www.amazon.co.jp/%E6%97%A5%E7%B5%8C-%E3%81%8A%E3%81%A8%E3%81%AA%E3%81%AE-OFF-2012%E5%B9%B4-01%E6%9C%88%E5%8F%B7/dp/B006BAK12K/ref=sr_1_1?ie=UTF8&qid=1325226435&sr=8-1

「Pen(ペン) 2012年1月15日号」→http://www.amazon.co.jp/Pen-%E3%83%9A%E3%83%B3-2012%E5%B9%B4-15%E5%8F%B7-%E9%9B%91%E8%AA%8C/dp/B006C26QP8/ref=pd_sim_b_1

ケセン語はまったく知らずにいました。アマゾンで検索して「これだったら買える!」と思って買ったの。ポイント活用して310円くらいで買っちゃった。(苦笑)
後の二冊は、「PEN」は表紙の「ヴィーナスの誕生」で即決!
(私この絵大好きなんです。)
もうひとつは迷ったけれどフェルメールとダ ・ ヴィンチの絵に引かれて購入しちゃた・・・昨夜映画から帰ってボーっと眺めてましたが、ルネッサンスものって、なかなか魅かれました。
特に表紙に描いてある「ダ ・ ヴィンチ」の微笑みの美女の絵は、なんか「モナリザ」より魅かれるものがありました。
あー中国語始まっちゃった・・・・ではまた♪

追伸:「ガラスの仮面」・・・・その後どうなりましたか?
また「真澄さま」の話題、教えてくださいね。・(^0^)・
今日のブログには、一条ゆかりさんの「プライド」のDVDからの画像を貼っておきました。良かったら見にいらして下さいね~♪(^0^)/チャオ~♪
by シズコ (2011-12-30 15:34) 

krause

今年もブログを通じて大変お世話になりました。
また、来年もよろしくお願い申し上げます。
2012年が素晴らしい年になるよう祈願しております。

by krause (2011-12-31 19:18) 

Cecilia

シズコさん、コメントありがとうございます!
忙しくてお返事が遅くなりました。
この曲、シズコさんはきっと好まれるのではないのかと思いました。讃美歌の中では児童カテゴリーのクリスマスの歌になっていますが、もっと歌われて欲しい曲だと思っています。「こどもさんびか」というのもありますが、あまり好きではありません。(ワーシップソングとはまったく雰囲気が違うのですが。)
動画の方々、いいですよね。最初は聖歌隊だけだと思っていたのです。集まっている方々の堅実で生活感がある雰囲気が良いと思います。

映画、うらやましいです。私はこのところ忙しくてテレビもビデオ(DVD)も見る暇がありません。いろいろなことが終わったら何か借りてこようかな?その前に知人に貸してもらった韓国ドラマのDVDを見なければ!

それからケセン語聖書も入手されたのですよね。ブログを拝見し、うらやましく思うと共に出版元の会社の対応に感動しました。
「ガラスの仮面」、ここのところ真澄様は出場していませんが、婚約者紫織さんに婚約解消を告げると彼女はショックのあまり手首を切って自殺未遂。
その後彼女は鬱病(?)になってしまうのですが、真澄様はこうなってしまった責任は自分が取るしかない、と速水家を出て(これは速水英介の言いなりにはならない、という彼の意思)鷹宮家に赴きます。もちろん真澄様の責任ある行動というのは紫織さんと結婚することではなく、紫織さんの心の病を治すことです。彼の取った行動は漫画を読むと実に潔く、カッコよいのですが、これで鬱病(?)が治るのかという疑問も。でも真澄ファンの読者にはなかなか好評です。漫画の場面では紫織さんが正気に戻ったかなあ・・・みたいなところで、後はマヤや亜弓さんの稽古シーンが続いています。
by Cecilia (2012-01-03 07:47) 

Cecilia

Promusicaさん、niceありがとうございます!
by Cecilia (2012-01-03 07:48) 

Cecilia

krauseさん、nice&コメントありがとうございます!
こちらこそお世話になりました。またそちらにも伺います。
by Cecilia (2012-01-03 07:51) 

Cecilia

九子さん、niceありがとうございます!
by Cecilia (2012-01-13 14:39) 

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

今年度の総括新年の抱負 ブログトップ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。