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グスタフ・レオンハルト氏が亡くなりました [音楽鑑賞]

グスタフ・レオンハルト氏が亡くなったそうです。

去年も日本でチェンバロとオルガンのコンサートをされていたようで、高齢でもまだまだ現役で頑張っていらっしゃるのだなあと思っていましたが、今知って驚きました。

バロック音楽と言えば中学の音楽鑑賞で聴いたヴィヴァルディの「四季」やバッハの「小フーガト短調」くらいしか知らなかった中学生の私はNHK-FMの「バロック音楽の楽しみ」を通して耳にしたレオンハルト指揮ラ・プティットバンドの演奏などを通して音楽の趣味が形成されたと言って良いです。一番記憶にあるのはリュリの「町人貴族」の序曲でした。


リュリ:町人貴族&カンプラ:優雅なヨーロッパ人

リュリ:町人貴族&カンプラ:優雅なヨーロッパ人

  • アーティスト: レオンハルト(グスタフ),リュリ,ラ・プティット・バンド
  • 出版社/メーカー: BMG JAPAN Inc.(BMG)(M)
  • 発売日: 2008/05/21
  • メディア: CD


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試聴できます。

これ、いつの録音でしょうか。調べないとわかりませんが、近いうちに手に入れたいと思います。
とにかくラジオで放送されたものをエアチェックして何度も聴いていたので耳に残っていました。テープを節約するために皆川さんの解説の部分を少ししか録音してないため、曲名がわからなかったのですが(「グスタフ・レオンハルト指揮、ラ・プティットバンドの演奏です。」、というのだけは残っていました。)、ブログに記憶を書いたことがきっかけで情報をいただき、曲名がわかったという経緯があります。

レオンハルト氏と言えば、NHK-BSで部分的に見た「アンナ・マグダレーナ・バッハの年代記」を全部見てみたいです。(DVDほしいです。)




《これはレオンハルトやアーノンクールらを中心とする古楽器演奏家たちが、可能な限り厳密に考証された当時の衣装・かつらを着用して、教会や古い家屋の中で演技・演奏する音楽映画である。バッハの2人目の妻として献身的につくしたアンナ・マグダレーナが語り部となることによって、映画全体が一つのバッハ伝記となっている。》←Amazon商品説明より


NAXOS MUSIC LIBRARYでも追悼のプレイリストができていますね。


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glennmie

この内容にnice!も変なのですが。

丁度この「アンナ・マグダレーナの年代記」のDVDの感想を記事に書きかけていた矢先の喪報でしたので、とても驚きました。
私たちにたくさんの素晴らしい音楽を伝えてくださり、Bachの偉大さを教えてくださったレオンハルトさん、ご冥福をお祈りいたします。
あちらで、きっとBachにお会いしているでしょうね。
by glennmie (2012-01-20 09:55) 

伊閣蝶

グスタフ・レオンハルトさんが亡くなったのですね。
Ceciliaさんのブログを拝見し、今、ネットで検索をかけましたが、もう83歳におなりになっていたとは。
残念です。
私は、彼によるバッハのマタイ受難曲の演奏が大変に印象に残っており、また、「アンナ・マグダレーナアンナ・マグダレーナ・バッハの日記」もLDで所持していて、今でも折に触れて観返しておりました。
あの映画におけるバッハ役、なんとも素晴らしい存在感に圧倒されたものです。

リュリの「町人貴族」の序曲、私はまだ聴いたことがありませんので、これを機会に聴いてみようかなと思っております。
83歳という年齢を忖度すれば、やむを得ないのかなとも思いますが、やはり残念です。
心よりご冥福をお祈りしたいと思います。

by 伊閣蝶 (2012-01-20 12:34) 

Cecilia

glennmieさん、nice&コメントありがとうございます!
それはすごいタイミングでしたね。
私は知人のブログで知りました。(ブログでの交流はないです。)
まだまだ現役でご活躍かと思ったのに残念ですね。
先ほどいろいろ聴きましたが「ゴルトベルク変奏曲」はじめバッハの曲をいくつか聴きました。
ご冥福をお祈りいたします。
by Cecilia (2012-01-20 12:55) 

Cecilia

伊閣蝶さん、nice&コメントありがとうございます!
レオンハルト氏指揮の「マタイ受難曲」、たぶんどこかで聴いているはずですが聴いてみたいと思います。先ほど聴いたものの中に「ロ短調ミサ」などはありました。
「アンナ・マグダレーナアンナ・マグダレーナ・バッハの日記」、すでにお持ちでしたか。私も彼の扮するバッハの存在感、凄いと思っていました。
いろいろ聴いてみてバッハの素晴らしさもさることながらラモーやフレスコバルディなどのチェンバロ曲の魅力をあらためて知りました。

by Cecilia (2012-01-20 13:01) 

Mickey

レオンハルトは私にとっての青春でした。
指揮者やオルガニストとしても活躍したレオンハルトですが、私にとってのレオンハルトはあくまでかけがえのないチェンバリストでした。
アンナ・マグダレーナ・バッハの日記は見ていませんが、バッハ役のレオンハルトはさぞふさわしかったものと思われます。
アンナ・マグダレーナ・バッハの音楽帳の中の着メロにも使われる有名なメヌエットはレオンハルトの素敵な演奏がCDにを残されています。
by Mickey (2012-01-20 16:43) 

Cecilia

Mickeyさん、はじめまして。
nice&コメントありがとうございます!
そちらにもコメントさせていただきましたが、昨日は氏の演奏では今まで聴いたことのないような作曲家の曲を聴きました。
「アンナ・マグダレーナ・バッハの日記」、Mickeyさんには是非見ていただきたいですね。一部動画サイトにも上がっていましたが。カツラもなかなか似あっていますし、もちろん演奏が素晴らしいです。
メヌエットは本当はバッハではなくペッツォルト作曲だったというあの曲ですね。大好きなメヌエットです。
by Cecilia (2012-01-21 06:44) 

Cecilia

たーちゃんさん、niceありがとうございます!
by Cecilia (2012-01-21 06:45) 

Promusica

今このブログで知りました。
レオンハルトといえばリヒター、アーノンクール、ヴァルヒャと並んでよくレコード聞きました。
映画も見ましたが1967年制作ということで結構昔から活躍されていたんですね。
by Promusica (2012-01-22 11:15) 

門前トラビス

レオンハルトさんの60年代から積み上げてこられた膨大な録音、演奏活動に敬意を表したいです。私のなかではバロック=レオンハルトさん、というくらい、彼はバロックそのものでした。リヒターさんも確かにすごいけど、映画でバッハを演じるにふさわしい人物といったら、レオンハルトさんしかいません!
ここ数日、レオンハルトさんのディスクを(恥ずかしながら、久しぶりに)聴いていたのですが、チェンバロにしろ、オルガンにしろ、指揮にしろ、惰性に流される場面がないことに改めて驚きました。
あの風貌から厳格一本のイメージですが、聴き返してみると良い意味での「あそびのセンス」が素晴らしいですね(17世紀当時は、それこそが演奏家のアイデンティティだったようですが)。

80歳を超えても、現役バリバリの演奏家でしたので、今回の訃報が残念でなりません。
by 門前トラビス (2012-01-23 05:44) 

Cecilia

Promusicaさん、nice&コメントありがとうございます!
1967年は私が生まれた年ですが、その当時バロック音楽の演奏は新鮮だったことでしょうね。
ヴァルヒャのオルガン演奏、「聖アン」(BWV552)を中心によく聴きました。
by Cecilia (2012-01-24 08:20) 

Cecilia

門前トラビスさん、nice&コメントありがとうございます!
門前トラビスさんはじめここにコメントくださっている皆様のようにたくさんは聴けてないのですが、レオンハルト氏の演奏一つとっても記憶にないものも含めたらかなりたくさん聴いているはずです。
レオンハルト氏は確かに厳格なイメージですが、私もここ何日か聴いてみて厳格な中にも遊び心や冒険心を感じ、気持ちが高揚しました。
更にいろいろ聴いてみたいと思っています。
by Cecilia (2012-01-24 08:26) 

purizumu

一つの時代が終わったように思います。
感慨無量です。
by purizumu (2012-01-25 11:45) 

Cecilia

purizumuさん、nice&コメントありがとうございます!
そうですね、一つの時代が終わったのでしょうね。
さびしいですが、継承者たちが更に研究を重ねていくのでしょうね。
by Cecilia (2012-01-25 12:14) 

Promusica

「聖アン」(BWV552)をよく聴かれたということですが、実は私もよく聴いていました。
カセットテープの時代ですがヴァルヒャの演奏です。
CDの時代になってからはコルゼンパの演奏をずっと聴いていましたが、またヴァルヒャの演奏が聴きたくて早速今Amazonで注文しました。(笑)
by Promusica (2012-01-27 02:37) 

Cecilia

Promusicaさん、再コメントありがとうございます!
Promusicaさんもよく聴かれていたのですね!
この曲を知るきっかけは大学の先輩の結婚式でした。教会で行われた式の入場曲として使われたのでした。それ以来この曲が耳に残っていたのですが、何年か経ってあるオルガンコンサートでこの曲を再び聴き、記憶が鮮明なうちに・・・とすぐにCDショップに行き購入したのがヴァルヒャのものでした。実はヴァルヒャについてはまったく知らなかったのですが、この頃のCDを選ぶ基準というのは、そうそう何枚も買えないのでオーソドックスそうな演奏(聴くまでわからないけれど。笑)でした。ジャケットでそんな雰囲気を感じたので購入しました。
by Cecilia (2012-01-27 09:03) 

Cecilia

e-g-gさん、niceありがとうございます!
by Cecilia (2012-02-23 21:03) 

わくちゃん

このDVD、もってます!持っていることをすっかり忘れていました。これからちょっと見てみます。
去年の12月に職場が変わって、大赤字のところに放り込まれてから、忙しくて忙しくて,,,,,,
今日は久しぶりに早めに帰宅でき、自分の部屋でPoulencのオペラ(笑)など聞きながらプラプラしています。

Ceciliaさんもスマートフォンに機種変更されたんですね。
by わくちゃん (2012-02-24 20:07) 

Cecilia

わくちゃんさん、コメントありがとうございます!
(いつもとHNが違いますがどなたかわかっています。笑)
このDVDお持ちですか!それは是非ご覧になってください。って私も通して見た事がないのですが。
職場変わられたのですね。ご苦労様です。
私も何かと忙しくしていますが、ブログは割と覗いています。ただ、余裕がないため記事の更新を控えめにしています。
今日は矯正のための抜歯がありました。まったくと言って良いほど痛くないのですが、後で来たらどうしようとドキドキしています。

スマホ、たまにおかしなことになります。暇がなく原因を突き止めることもできません。朝から圏外になっていて携帯が通じません。明日は重要な用事があるため早く直したい・・・。でもきっと単純なことなのだろうと思います。
by Cecilia (2012-02-24 21:53) 

わくちゃん

Ceciliaさん、おはようございます。

2005年にブログを始めた頃の名前に戻すことにしました。先週ですか、結婚して25年となりました。ああ、あのHNは若い頃にこの人が僕に使っていた呼び名だったなあと思いだして、元に戻すことにした次第です。(私のfirst nameの漢字の読み+ちゃん、です。)

圏外の件、僕はドコモのスマートフォンを使ったことがないので詳しいことはわからないのですが、検索したら
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1172174571
というようなのが早速出てきました。でも通話すらできないような状態のようなので、きっと別の原因なんでしょうね。

androidは、私も日本通信のSIMカード(ドコモですが,,,)でIDEOS U8150BとU8800を使ったことがありますが、確かに回線が切れてしまって再起動しないと復帰しないということが何度もありましたね。W-CDMAやGSM(共に無線通信の方式です)を自動選択する設定が悪さしてるんじゃないかとのアドバイスを受けてW-CDMA固定にしてみたりしましたが結局ダメでした。

一度電源オフにして再度電源オンにしても直らないようなら、ドコモショップへ早めに持って行かれたほうが良さそうです。いや、いずれにしても少し時間のとれるときにショップへ持って行かれたほうが良さそうですね。
by わくちゃん (2012-02-25 05:59) 

Cecilia

わくちゃんさん、再コメントありがとうございます!
結婚25周年おめでとうございます。私も12月に結婚20周年になりました。
若い頃に奥様に呼ばれていた名前だったのですね。当時の新鮮な気持ちに戻ることができそうですね。
スマホの件ですが、リンクしていただいたヤフー知恵袋と同じものです。
夫のは別なものですがそういうことは起こりません。私はすでに3回はこのようなことになって、さんざんいじっていつの間にか直りました。今回はいくらやってもだめで娘に直してもらいました。手順さえ覚えればすぐに直せるのでしょうけれど、なぜそうなるのか疑問です。
実はこの前は充電できない事態になりました。それでドコモショップに行き、店員さんに懇切丁寧に教えていただいたのですが、丁寧すぎてわかりにくい説明でした。
それから料金プランをネットを使わなければ安く、使い放題でも上限ありにしたのですが、まったくネットを使っていなかったのにいきなり上限になってしまいました。使い終わった後の切り方がまずかったようです。(画面が黒くなっても接続状態だった。)
忙しすぎていろいろやってみる暇がなく、無知すぎる状態ですが、3月5日過ぎには暇になると思いますので、それからもう少し勉強します。
by Cecilia (2012-02-27 06:15) 

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