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大学病院にて

気がついたら一ヶ月も更新していませんでした。
まあのんびり行きたいと思います。

昨日は某大学病院でMRI検査を受けてきました。6月にも別な病院で受けていますが、今回は造影剤を使用して撮影しました。今回もヘッドホンを渡されましたがやっぱり音楽鑑賞どころではなかったです。MRIで音楽、ホント意味があるのかなあと思います。最初に耳に当てたとき、若干騒音が小さく聞こえたので性能の良いMRIなのだろうと期待したのですが、やっぱり音楽がかき消されていました。たまに騒音が途切れた時に聞こえていた音楽は"Over the rainbow"とか”Sing"などの有名な曲のジャズピアノアレンジ。素敵なアレンジでしたがとにかくたまにしか聞こえなかったのが残念。でも騒音の中でも眠れる私ですから、うるさいのが苦になることもありませんでした。おもしろいことに騒音が途切れると目が覚めます。(あれ?これ前にも書いたでしょうか?)
でも今回は造影剤が入るということでかなり緊張しました。副作用があるということで同意書を書かされましたし。前半は注射針を刺した状態で薬なしで撮影、後半は薬ありで撮影でしたが、「今からお薬が入ります。」と二回ほど言われましたし、気分が悪くなった時のためにコールボタンを持たされていましたし、それだけで何か恐ろしいことが起こりそうで緊張しますね。撮影中も終了後も何も問題なく終わりましたけれど。

MRI検査の予約時間よりかなり早く病院に到着したのですが、ロビーにピアノがあるのに気がつきました。ドレス姿の女性が見えたのでコンサートがあるのかな、と思っていましたが、なんと共演者が知り合い(男性)で驚きました。この病院は自宅から車で2~3時間かかる場所なのですが、まさかそこで知り合いに会うとは思いませんでした。しかもこの知り合いとは別な地域で会うことがほとんどでしたのでそこで会うというのは驚きでした。
本番の時間はちょうどMRIの予約時間と重なっていたし、15分前には受付をしてくださいということだったので最初の部分も聞けず、最後にも間に合いませんでした。しかし受付前に練習を聴かせてもらいました。
実は病院で開かれるコンサート(練習ですが)を聴くのは初めてでした。病院コンサートというものがどんなものか以前から興味がありましたので、願ってもいないチャンスでした。ただし本番風景ではなかったのでお客様がいっぱいの状況でなかったのが残念ですが。
客席には私も含め10人程度いたでしょうか。パジャマ姿の方は入院している方のようでしたが、私のように検査で来た人や入院患者の家族もいたかもしれません。
練習とは言え、音がすると「何があるのだろう?」という感じで人が集まってくるし、吹き抜けになっているのですが二階から覗いている人たちもいました。
練習なのに終わるたびに拍手があるというのはちょっとやりにくいかもしれませんね。女性の演奏者はそのたびにお辞儀されていました。
ギャラはないボランティアの演奏だと思いますが、やっぱり病院のコンサートというのは少しでも多く発表の場を持ちたいと願う音楽家(または音楽愛好家)にとってありがたい場所なのだろうと思いました。もちろん演奏する側は患者の癒しになることを願って選曲しているはずですが。
聴衆は患者であっても軽症の人が多い感じなのだろうと思いました。

KV.332の暗譜は順調に進んでいます。ほぼ暗譜できたので、あとは変なしくじりをしないように詰めていきたいと思います。(またしくじっても何とかなるように。)演奏する日まで余裕はあるのですが、いろいろと雑事があるのでそれを考えると早く完璧に近づけないといけないと思います。
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Enrique

先月入院した際は検査の為にX線CT検査を受けました。あれは音もせず何にも感じませんでした。MRIはカラダには何ら影響ないはずですが,造影剤使うので僅かなリスクの責任問題を考えての事なんでしょう。私は1週間程度の入院で,すごい量の書類を書かされました。急患の場合,書類とってたら手遅れにならないのか心配なほどですね。
最近は病院も快適性も考慮しているようですが,美味しそうなレストランやや喫茶・売店なども食べられない患者には毒でした。その点音楽は良いですね。回復も早いでしょう。
ピアノ暗譜の件,12月でしたね,じっくりとどうぞ。Ceciliaさんのキャリアからして,目指しておられるものはきっと確実に手に入ることと思います。
by Enrique (2012-10-20 14:50) 

シズコ

Ceciliaさん、こんばんは。MRI造影剤かあ・・・私もしました。早々、手に持つのよね?で、具合悪くなったら押して下さい~(苦笑)結構MRIにはお世話になりました。精神科でも撮るんだよね?あの「がんがんがんがん!」と言う音結構うるさいですよね?お体とお心の平安をお祈りしてます。 私も先々週、卵巣検査が終わって、元の大きさに戻って腫れも弾き、一安心しました。ただ相変わらず風邪が長引いてます。もう四週間!いい加減いやになっちゃいますね!熱がそんなに無いだけに、何だかパリッとしない・・・。スカッとしない・・・。先週はアルバイト忘れちゃうし、昨日今日はどん底です。(涙)そう言うときにアマゾンから大量買い(本)しちゃいました。今は書籍名出さないけど・・・・結構買ったなあ・・・一冊だけ・・・「尾木ママの本!」(笑)あの方良いですね・・・。結構励まされます。あのママ言葉も好きだし・・・。一冊ためしに安く買ってみました。(私が買うのは全部ユーズドです。)ほとんど本に埋もれて積読してます。そうしてるのが一番の幸せみたい。ただ、朝晩は山形市はもう8度になっちゃったので、しっかりホッカイロ貼って防寒対策してます。どれ、今日は早く寝るなんて言っちゃって、まだ起きてる。さっさと布団に入ろうっと♪Ceciliaさんも風邪とかひかないでね~(^-^)/ by 最近多重人格になってる?シズコ
by シズコ (2012-10-21 20:38) 

Cecilia

Enriqueさん、nice&コメントありがとうございます!
CT検査というものは経験がありませんが、矯正関連で受けることもあるかもしれません。どんなふうに写るのか興味があります。
入院中に何種類も書類を書かされるなんて大変ですね。私も覚悟しておかなくては。(笑)

>美味しそうなレストランやや喫茶・売店

確かにこれらがあると病院も楽しそうに思えますが食べられない立場だとうらめしいですよね。(笑)

>Ceciliaさんのキャリアからして,目指しておられるものはきっと確実に手に入ることと思います。

いえいえ、そんなことないです。目指しているもの、ここでは書く予定がないのですがおわかりになるでしょうか?ちょっとどきっとしました。(笑)
とりあえず暗譜がかなり進んで少しホッとしているところです。でも気を抜かないように頑張ります。





by Cecilia (2012-10-22 08:23) 

Cecilia

シズコさん、コメントありがとうございます!
山形は寒いでしょうね。こちらも寒さが身にしみる季節になってきました。
(芋煮会で食べた芋汁が食べたい!笑)

>早々、手に持つのよね?

”早々”をどう解釈したらよいのかすごく悩みました。(笑)
精神科でもMRI撮るのですか!驚きです。頭部なのでしょうか?
10年以上前に階段から落ちたときに頭部のMRIを撮りましたがなんともなかったです。自分はお金もかかるし必要ないと思ったのですが友人にさんざん言われて仕方なしに撮りました。
卵巣、元の大きさに戻られたようで何よりです。私は子宮のことにはだいぶ詳しくなりましたが卵巣のことはあまりよくわかってないです。子宮も取りたくないけれど卵巣はもっと取りたくないです。・・・というかその必要がないという気持ちでいますが、万が一卵巣摘出の必要性が出てきたらどうしようという気持ちもあります。
尾木ママ、名前はよく聞くのですがさっぱりわかりません。おもしろいのですか?

私は先日あるところで中古本を三冊ゲットしましたが、発声に関する本で読みたかった内容なのでとても満足。寄付金として500円支払いましたが、普通に買うと7000円くらいするのでラッキーでした。

by Cecilia (2012-10-22 08:34) 

シズコ

Ceciliaさん、こんばんは。早々の件、悩ませてしまいごめんなさい。「そうそう」ってあいづちをうちたかったんです。私もコメントしてから「あら~」と思っちゃったのですが、書き直せず、そのままにしちゃってごめんなさい。やっぱりエンターキー何とかしないと駄目ですね・・・。精神科、MRI撮ります。初めての入院・・・だから18年前か?・・・から撮ってました。何か脳と関係があるんでしょうかね?卵巣は去年の暮れ「ちょっと腫れ気味だから年明けにまた再受診してね」とアドバイス貰ってから全く行けずじまいでかなり心配だったのです。でも、やっと再診出来、「元に戻ってるし、更年期障害もまだみたいだから(ホントかな~!?)大丈夫よ」と言われてまず安心しました。年齢から言ったらもうとっくだと思うんですけどね。まだ出産してないのもあるのかなあ・・・まあ、良い方に受け取っておきます。尾木ママこと「尾木直樹さん」は、面白いし、説得力あるな~と思いますよ。「この人良いなあ・・・」と思ったのはこの番組見てからかな?NHK、eテレの「ハートネット」のこの回→http://www.nhk.or.jp/heart-net/tv/calendar/2012-10/01.html 凄く良かった。特に、質問コーナーだったかな?「今からでも遅くないですか?」みたいな質問が視聴者からあったのです。多分不登校か引きこもりの方からじゃないかな?それに対して尾木ママこと尾木直樹さんが「大丈夫よ!私なんか50歳超えてからママになったのよ!」の言葉に爆笑しました!大津の中学校のいじめ自殺事件の第三者委員会のメンバーの一人でもあります。私は結構この方に興味があります。あとは・・・(苦笑)・・・基本的にオネエ言葉話す人って好きかも・・・マツコデラックスさんも好きだし・・・。たくさん音楽関係のお好きな本をお安く購入された由、良かったですね♪私もこの頃定価で買わなくなってますが、本のリサイクルって良いことだなと最近実感してます。絶版本なんかは、良いですね。古書で探すと結構出てきて楽しめます。 昨晩は私も久しぶりにパニックになってしまってどうなることかと思いましたが、今日はだいぶ落ち着いてきました。とりあえず「四週間!」も引いている風邪をなんとかしなくちゃ!明日もう一回内科に行ってきます。Ceciliaさんも音楽をなさる方だから、風邪に注意なさってね。(^-^)/
by シズコ (2012-10-22 18:04) 

かとう

お久しぶりです。MRIお疲れ様でした。って、実は私も12日に取ったばかりです。
ころんで右足首距骨骨折しちゃいまして。まぁ不自由なこと、この上なし。
MRIは20年くらい前に卵巣のう腫で初体験。
今回3回目。ベテランの域ですわ。
昔のは 頭の横で道路工事しているのかと思うくらいの騒音。
今のは 家具職人の仕事くらいでしょうかね、静かになりました。

卵巣は残したい、というお気持ちわかります。
私は右卵巣のう腫だったので 左はそのままだったのですが、
「全摘ではなく、ちょっとでもいいので残してください。
 ひょっとして 将来何らかの病気で左全摘になったときの保障に」
と頼みこみましたから。
自然にくる更年期はあきらめがつきますけどね。
無理なさらないように。



by かとう (2012-10-23 11:23) 

Cecilia

シズコさん、再コメントありがとうございます!
私たちの年齢は閉経の有無に関わらず更年期なのではないのだろうか、と思うのですが、ずっと「閉経=更年期」だと思っていました。そこらへんの定義もどうも曖昧な気がします。
尾木直樹さんってオネエ言葉なのですか?テレビを見てなくてさっぱりわからない・・・。主に新聞なんかで文章を読むことのほうが多くて・・・。
マツコデラックスさんもあまりよくわかりませんが、今度注意して見てみます。(どんな方かはわかるのですが。)

昨日はアマゾンである楽典の本を中古で購入しました。楽典本は他に何冊か持っているのですが必要があるためです。最初にヤフオクで見ましたが問題の解答がなかったりでやめました。アマゾンの中古ではちゃんと解答がついていますよね?(どきどき・・・)
長女が最近よく古着屋さんで服を買ってくるのですが、良い状態のものがお安く手に入り、探すと掘り出し物も多く私も買おうかな、という気持ちになってきました。私は新品でなくても大丈夫な人なので、サイズをチェックする必要はあるのですがヤフオクでお気に入りのブランドのビンテージものを買うというのも良いかなあと思っています。(高くなっているものは無理ですが。)お気に入りのブランドでも最近は自分の好みでなくなっている場合が多いのですが、ある年代のものだと自分の趣味に合うのですね。ちょっと痩せたこともあり、今後はそれに挑戦してみようかと思っています。

昨日シズコさんのブログにコメントしたかったのですが、私も虹を見ましたよ~。昨日は一日激しい雨(時々小降り)でしたが夕方日が差してきて「こんな時は虹が・・・」と思ったその時、東の空を見上げると雲の間に虹が!アーチのてっぺんは見えなかったけれど両方の脚(?)が見えました。とっても幸せな気分!シズコさんがおっしゃるように車の中だとよく見えますね~。

by Cecilia (2012-10-24 08:26) 

Cecilia

かとうさん、コメントありがとうございます!
近々お会いできるのでは、と思いますがいかがでしょうか?
11月もできれば某市でのコンサートに行きたいのですが(当日券狙い)、まだスケジュールがわかりません。

かとうさんも撮ったばかりですか!
骨折って大変ですね!お仕事はどうされているのでしょうか。
私はMRIは頭部で1回、膝を痛めた時に(半月板損傷)1回、子宮筋腫で2回、合計4回で大ベテランになってしまいました。(笑)
卵巣嚢腫ですか。
私の近くにもチョコレート嚢腫だった方がいらっしゃるのですが、腹腔鏡手術で子宮全摘されたようです。卵巣は全部取ったのでしょうか?
旅行好きの方で、「せいせいした。」とおっしゃっていましたが、私は旅行の趣味はないし(行ければ行きたいですが。)できれば子宮も卵巣も温存したいです。
更年期障害、ない場合も多いし、私もひょっとしたらないかもしれないのですが、やはり声に影響があるかもしれないことは避けたいと思いました。最近購入した発声関係の本で「やっぱり念には念を入れよう。」と確信しました。
まあ、プロの声楽家でもないのに・・・とは思うのですが、自分の満足のためですね。(苦笑)

またお会いした時には「ガラかめ」ネタでお話したいです。(笑)

お大事になさってください。
by Cecilia (2012-10-24 08:39) 

伊閣蝶

私のMRI体験は脳ドックだったので、時間にして20分ほど。
従って、ヘッドホンのサービスはありませんでした。
ガンガンガン、といった感じの工事現場のような音が間歇的に鳴り響き閉口しましたが、そういうものだと事前に聞かされていたので、なるほどと思った程度です。
造影剤の点滴、私は30年ほど前に滑落事故を起こして全身打撲で入院したのですが、その際に産まれて初めて経験しました。
その後、造影剤投与はもちろん、点滴の経験もしていませんが(^^;
その折は、随分速く点滴を行われたようで、さすがにちょっと嫌な感じがしたものです。
記事を拝見し、本当に大変なことと拝察致しました。

ところで、病院の待合室にピアノなどを設置して演奏会を行うこと。
私の家内が病院に勤務しており、そこの待合室にもピアノがあって、大変開放的なスペースの中で時折コンサートが行われているようです。
私はあまり病院に縁がないので残念ながらそれを聴いたことはないのですが、良い試みだなといつも感じています。
それにしても、知人の方と偶然にお会いするとは驚きですね。

それから、KV.332の暗譜、順調に進んでおられるとのこと。さすがです。
素晴らしい演奏となりますよう、改めてお祈り申し上げます。
by 伊閣蝶 (2012-10-24 21:52) 

Cecilia

伊閣蝶さん、nice&コメントありがとうございます!
ヘッドホンをすることによって音楽が聴こえる以外、騒音が緩和される効果が多少はあるのかどうかわかりませんが、緩和されないのだとしたらそのサービスは無意味な気がします。滑落事故で全身打撲!大変な経験をされたのですね。夫が今でも登山を趣味にしていたら心配が絶えないかもしれません。
造影剤投与(注射)ですが、思ったほど大変ではなく安心しました。アレルギーがなかったから良かったのであって、アレルギーがある方は大変なことになるようですね。
病院でのコンサート、自分が行う側ならどうなんだろうと思うことが多いです。
今まではまったく聴いたことがない状態で思いを巡らせていましたが、練習とは言え聴く経験が出来てよかったです。ボランティアであれば、病院から注文の出しようもないのかもしれません。それともある程度の打ち合わせはあるのが普通なのでしょうか?いずれにしても選曲が非常に重要だろうと思いますし出す音には相当気を遣う必要がありますね。
KV.332、先日友人たちの前でキーボードで聴いてもらいました。暗譜自体はできているのにキーボードの弾きにくさ、椅子の高さの違い・・・などでがたがたでした。ちょっと環境が変わるとダメになってしまうのではなくどんな楽器であっても弾けるようにしたいと思います。
by Cecilia (2012-10-26 08:29) 

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