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スマホのPCM録音からの取り込み方がわかりました [ピアノ]

スマホのPCM録音の取り込み方がわからずこの前の「アメイジング・グレイス」は携帯(スマホ)からPCにメールでファイルを送り、MP3変換してアップしました。
先日別な録音を同じように送信しようとしたらファイルが大きすぎてダメでした。5分近いものを2分半程度ずつに分割して録音し同様にしてもダメ。
そもそもメールで送信して取り込むなんて誰もしませんよね。(苦笑)
取り込み方がやっとわかりました。(5分の録音のまま取り込むことができました。)
本番間近の演奏ですが、完璧とは言い難い荒っぽい演奏です。もっと洗練された弾き方にしたいけれど、所詮この程度です。ミスもたくさんあります。でも練習は楽しかったですよ。本番は・・・いつも失敗しないところで失敗しました・・・。

KV.332一楽章です。記念にアップします。ピアノはヤマハのグランドです。




PCにうまく取り込むことができたのでついつい更新予定もないのに更新してしまいました。(苦笑)




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退院~そしてコンサート [音楽鑑賞]

退院したばかりでコンサートに行きましたという長編記事を書きましたがアップしたらとたんに消えました。
書き始めてからアップまでに長時間かかったのが原因のようですが、せっかく病み上がりで頑張ったのにがっかりです。ほかのブログでは書きかけで下書き保存せずに画面を消したとしても文章が保存されているらしい(gooとか)ので、so-netもそういうふうにしてほしいです。無理なのでしょうか?

細かいことはまたおいおい書く事にしますが、おかげさまで無事退院することができました。術後(子宮動脈塞栓術)の経過も良好で退院した2日後(術後5日目)の昨日コンサートに行ってきました。コンサートは自宅からはとても遠い愛知県日進市でしたがまったく大丈夫でした。退院時には痛みが残っていたためロキソニンを処方されていたのですが、今日は一日飲まなくても大丈夫そうな予感がします。病院はきれいで快適。何よりも看護士さんたちがとても感じが良くレベルの高さを感じました。これは大学病院だからなのでしょうか?手術中は局部麻酔だったので一部始終覚えています。とにかく術後の吐き気と痛みが大変でしたが予定通り4日間で退院でき(自費なのですが一日延びると入院費が3万増える。)、予定していたコンサートにも行くことができ、取り敢えず今年の大きな山は乗り越え、万々歳です。

さて今回のコンサートも米良美一さんのものでした。今年は今までにも増して有料のコンサートに行く回数が少なかったのですが、それも片手で数えることができる程度です。無料のコンサートもほとんど行っていません。
そして今年最後は今回のコンサートとなりました。
クリスマスコンサート、ということで当然選曲にも反映されていましたが、基本的には先月の関ヶ原と同じようなプログラムでした。(また後ほど追記予定です。)
クリスマスの曲としては「もろびとこぞりて」「ホワイト・クリスマス」「ママがサンタにキッスした」だったのですが、実はこの3曲は私はそんなに好きではありません。「もろびとこぞりて」は原曲であるヘンデルの「メサイア」の中の曲は好きなのですがどうも昔からあまり好きではないのです。いい曲なんだろうとは思うのですが。米良さんには他に歌ってほしいクリスマスの曲がたくさんあるのですが。この3曲はこれで良いとして、クリスマスコンサートというのだからもう少しクリスマス曲があると良かったと思っています。日本の童謡唱歌にこだわった結果”てんこ盛り”な選曲になってしまったのが残念ですね。
今回の第一部で良かったのは「シェルブールの雨傘」でしょうか。着物での歌唱でしたが、違和感を感じず聴くことができたのは米良さんの歌唱力のおかげだと思います。今回は夫も一緒に行ったのですが、この曲が良かったという点で感想が一致していました。
個人的にはプログラム掲載曲の「冬の夜」がカットされたのが残念でした。「スキー」「たき火」よりも聴きたかったので。ところで最近の米良さんが歌う童謡唱歌には”クセ”を感じるのですがこれは敢えてそうしているのでしょうか?演出なのでしょうか?私としては初期のアルバム「母の唄」のように”普通に”歌ってほしいのですが。てんこ盛りプログラムとなった第一部はカウンターテナー声あり、普通の声ありでしたが、童謡唱歌はすべてカウンターテナー声でした。カウンターテナー声で歌う時、特殊な声であるためどうしてもその日の米良さんの体調がもろに出てしまいます。私たちファンは祈るような気持ちでドキドキしながら聴いているのですが、この日は先日の関ヶ原と比較して調子が悪そうでした。最初の「もろびとこぞりて」の出だしから「今日はちょっと調子悪そう」と感じてしまいましたが。もちろんそこはプロですからいろいろ”妥協点”を見出しながら全体に影響しないように米良さんなりの”工夫”で乗り切っておられたと思います。その(たぶん)”工夫”というか演奏生活の中で身に付いた”クセ”というかなのですが、私にはどうしても気になってしまう点があるのです。一つはカウンターテナー発声時に"e"が"i"に聞こえてしまう点で、関ヶ原のコンサートの記事に書きました。幸いなことにカウンターテナー唱法による演奏と普通の声による演奏をしていますので比較がしやすいのですが、カウンターテナー唱法での歌唱時に高音発声をするために妥協しておられるであろう点がほかにもあります。それは今の米良さんがカウンターテナーの高音を出すためにはどうしても無理なことなのか、それとも少しの意識で改善可能なのかはわかりません。
気になる点は以下の通りです。

※促音(つまる音)がない語が促音に聞こえやすい。

米良さんは歌唱において”言葉”や”詞”を非常に大切に歌う人なのですが、最近カウンターテナー唱法で日本語の歌を歌うと過剰な促音傾向を感じるのですね。関ヶ原で歌った「まっかな秋」の♪まっかだな~♪はいいです。かなり力が入っていましたが”まっか”が強調されて良いと思います。ちょっと怪しげな記憶をもとに「スキー」で再現するとこうなります。
♪や~まは~しろっがね~あっさひをあっび~て~、す~べ~る~スッキーの~、か~ぜ切るはっやっさ~、と~ぶはこゆっきか~、ま~いたっつきっりか~、お~お~お~このっみも~、か~けるよかっけっる~♪(長くなるので1番のみ)
「スキー」だとあまり問題はないでしょうかね。これに関しては敢えてそうしているんじゃないかと思えてきましたが、とにかく気になります。こういう問題は普通の声で歌っている時には見られません。だからといってカウンターテナー発声のための妥協点というわけではないとは思うのですが・・・。


※最(?)高音での音価が短くなりやすい

なかなか悩ましい問題だとは思うのですが、せいぜい8分音符が16分音符程度になってしまうという世界なので改善できそうだと思います。例を挙げると以前もどこかで書いたかもしれないですが「赤とんぼ」「もののけ姫」です。♪ゆ~や~けこやけ~の~あかと~ん~ぼ~♪が♪ゆ~や~けこやけっの~あかと~ん~ぼ~♪
になってしまったり、♪は~り~つ~め~た~~~ゆ~み~の~~~♪が♪は~り~つ~め~た~~~ゆっみの~~~~♪になってしまうと、私は悲しい・・・。もはや「クラシックの米良さん」でないならこれもありなのかもしれないと思うけれど、ここで端正に歌っていただけるとうれしいですね。過去のCDではその部分に凛とした緊張感を感じるだけに残念に思ってしまうのです。

気になる問題点を先に挙げてしまいましたが、「崩した歌い方が嫌い」という自分の趣味がおおいに反映しています。繰り返し強調しますがクラシック的な歌い方に拘らなければ「崩した歌い方」もありだと思うのですが、たとえ「ポピュラー歌手の米良さん」だとしても崩してほしくないかなあ、という思いで書いています。意図的にそうされているのか癖でそうなっているのか、また発声上の問題からそうなっているのか伺いたいところです。いずれにしてもカウンターテナーで発声してない時には気にならない問題であるというのは事実です。

二部のプログラムは例によって昭和歌謡でしたが、安定感のある歌唱で楽しませてもらえました。
一応退院したばかりという体調のせいもあって「一人寝の子守唄」の頃になるとあまりの心地よさにうとうとしかけたほど。

プログラム

もろびとこぞりて
ホワイト・クリスマス
ママがサンタにキッスした
80日間世界一周(ピアノ独奏)
シェルブールの雨傘
スキー
冬の夜(←プログラムには掲載されていましたが演奏はなし)
たき火
アシタカせっ記(ピアノ独奏)
もののけ姫

(休憩)

恋の奴隷
伊勢佐木町ブルース
星の流れに
二人でお酒を
ひまわり娘(ピアノ独奏)
世界は二人のために
ひとり寝の子守唄
あの日にかえりたい
君こそわが命

(アンコール)
ヨイトマケの唄
愛して愛して愛しちゃったのよ



クリスマスソングでは赤いスーツにサンタ帽。「ママがサンタにキッスした」のあと、「幸せなら手をたたこう」がありました。(会場参加型)米良さんのコンサートは高齢者施設の”音楽療法”みたいな雰囲気かな、と思います。上質で大規模な”音楽療法”ですね。(笑)「シェルブールの雨傘」から「もののけ姫」までは永田萌(風?)イラストの紫の着物+赤い花の髪飾り。「恋の奴隷」から「二人でお酒を」までは赤いチャイナドレスに赤い花の髪飾り。(今回はなぜか靴がなかった。)「世界は二人のために」から最後までは初めて見る緑と金の市松模様のスーツ。キンキラ金のシャツでした。

プログラムにはないですが一部も二部も最初に伴奏ピアニスト北原葉子さんの前奏が。
一部ではキンコンカンコン~~と鐘を思わせるメロディーで始まり、何だろうと期待していると「きよしこの夜」でした。静かに聴きたかったのにおしゃべりしている人たちの笑い声が聞こえたので残念でした。これ以外も北原さんの独奏時は米良さん不在のステージで”休憩”と思われているのかざわつきが目立ちました。そこが残念でしたね。まあ北原さんも米良さんもそんなことに目くじらを立てるどころか、おそらくは「気楽に楽しんでくださいね。」というスタンスだと思うのですが、北原さんのピアノ独奏がとても素敵なのでかなり残念だったのです。今回の日進のコンサートは完売で満席だったのですが、客層は先月の関ヶ原と同じような雰囲気です。関ヶ原ではピアノ独奏時もっと静かでした。おしゃべりはなかったとは言えないと思いますが、気にならない程度だったはず。どうしてこうだったのかわかりませんが。

noripさんもこのコンサートについて書かれています。→こちら
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