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「G線上のアリア」12年前と現在 [ヴァイオリン]

ヴァイオリン練習にいそしむ日々です。
去年は緊急事態などで練習できない日が多く、一年の半分くらいは練習できなかったように思います。
練習できた月ももちろん毎日練習できたわけではありません。
今年は多少雨が降っても頑張って練習に行きたいと思います。
最近はヴァイオリン練習の合間にリコーダーや声楽の練習をはさんでいます。ヴァイオリン練習は長時間でも大丈夫ですが(4~5時間でも)、息を使うものは疲れます。特に声楽は30分が限度ですね。いや30分でも真面目に練習したらかなりきついです。

ヴァイオリン練習は基本的に小野アンナ音階→セブシック→カイザー→”曲”の順にするようにしています。(レッスンでも)
しかし、今”曲”の優先順位が高くなっています。冬に向けて発表会用の曲を練習しているのですがポジション移動とかフラジオレット、重音がたくさん出てきて難易度が高いため、早いうちに弾けるようにしたいという気持ちからです。もちろん”曲”だけやっていてうまくなるわけでもないと思いますので基礎練習も大切にしたいのですが、場所を借りて練習しているため時間の制約があります。なので基礎練習がおろそかになりがちですね。
またレッスンの課題とは別な”曲”も練習しています。本当はレッスンで見ていただきたいくらいですが、独学で弾き続けてきた「G線上のアリア」(原調なのでG線ではない)を久しぶりに練習しています。(原調で伴奏は編曲されたものです。)

長いこと第1ポジションで弾いてきましたが、最近は第2・3・4ポジションを使った曲(クライスラーの「テンポ・ディ・メヌエット」)を練習していますので、楽譜に記載している通りのポジションで練習しています。クライスラーのその曲に比べたら楽にポジション移動できますが、第1ばかり使ってきた癖があるため、ついつい忘れそうになります。またちょっとした歌いまわし(?)が楽譜によって違うのでこれは自分にとってなじみのあるものにしています。(それが正しいのかわかりませんがとりあえず。)私は以前ポケット版のスコアを見て弾いていましたが、ヴァイオリン名曲集の「G線上のアリア」(G線の)と今弾いている原調の「G線上のアリア」は歌いまわし(?)も違うし、ボウイング(上げ弓・下げ弓などの弓の使い方)も違います。
特に今困っているのでは出だしの長い音(Fis)。テクニックがないため、これだけの長さを美しい均一な響きで弾くことは難しいです。下手すると4拍目で弓が足りなくなる!!今使っている楽譜ではこの長い1音に上げ弓・下げ弓を使っていますが、なんか違う気がして私は下げ弓だけを使っています。この音、私は以前は上げ弓で弾いていましたし、上げ弓だけの人・下げ弓だけの人・上げて下げる人・・・と様々です。また、この出だしのFis音を以前は第1ポジションで弾いていましたが今は第3ポジションで弾いています。しかし位置についてまだ迷いがあり不安になります。更に弓が足りなくならないよう恐々と弾き始めることもあり、音がカスカスになります。弱音でももっと密度の濃い音にしたいです。この音、第3ポジションだと3の指になり、第1の時の1の指よりヴィブラートをかけやすいのですが、とにかく最初から難しいですね。

ちょっと録音してみました。前半後半で分けています。
(前半)繰り返しています

(後半)容量の関係で繰り返していません

伴奏がないこともあり、伸ばす音の長さがいい加減になっていますね。自分ではちゃんとやっているつもりなのに。ポジション移動で必死になっているせいでしょうか。



実は10年以上前に録音して記事にしたことがありました。
これだけ聴いてみると下手なりにそれほど悪くもないかな?なんて思ったりします。レッスン受けていなかったし・・・。まあさすがに現在のほうがそれなりに進歩していますよね。

過去記事はこちら
何と!!ちょうど12年前の6月15日の記事でした!!(今気が付きました。)


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