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Amazon Primeではまった動画 [映画]

ブログから離れている間動画サイトで映画などの動画を見るようになりました。転居前は私が主に過ごしていたキッチンとテレビのある部屋の距離があったため、テレビはほとんど見ずパソコンでニュースなどを確認していました。私のパソコンはデスクトップ型で、転居までは家族共用。ある時期から次女がよく使うようになり、それもブログから離れた一因でした。
長女が就職で家から離れたあと、次女とパソコンでいろいろな動画を見ました。はじめはYouTubeなどが多かったのですが、Amazon Primeでいろいろな動画を無料で見ることができる(すでに会員になっていたため)ことにある時から気が付きました。もう一つGyaoでも見ることができたのですがこれは転居するまであまり見ていませんでした。
どちらも基本無料で見れるものに限って見ており、たまに60日間お試しのチャンネルを使ってその期間だけ見るということもしています。うっかり解約を忘れて一か月だけ支払う羽目になったこともあります。

次女と一緒に見ていた頃は新しめのドラマが多かったのですが、私が結婚したばかりの頃にはまったドラマを見るためにTBSオンデマンドを契約した時期がありました。今別なサービスになっているためTBSオンデマンド終了を機に解約(正確には解約ではないのですが)しています。
私はNHKの昔の大河ドラマや朝ドラが見たいので、Amazon PrimeでNHKのチャンネルを登録しようかどうかで悩んでいます。

Amazon PrimeやGyaoで自分の興味に従ってさまざまな動画を見ていますが、見る内容が多岐にわたっているなあと感じます。
ものによっては何度も見ているのですが、今日はその話題を。一つ一つ丁寧に感想を書きたいところですが簡単に書こうと思います。

松本清張さんの「砂の器」、何度も映画化ドラマ化されていますが、やはり丹波哲郎・緒形拳・加藤剛・加藤嘉が出演している1974年版が良いです。音楽も素晴らしく何度見たかわかりません。「ピアノと管弦楽のための組曲 宿命」は音楽監督の芥川也寸志の協力を得ながら、菅野光亮によって作曲されたようですね。映画では加藤剛演じる和賀英良が弾き振りをしています。
加藤嘉、この当時60歳くらいでしょうか?ハンセン氏病のため息子と共に村を出た時が30代くらいの設定らしいですが、老人役とか哀れな役が似合いますね。
加藤剛も緒形拳も私の好きな役者さんですが、特に緒形拳演じる非の打ちどころのない人情味溢れる巡査が良いです。
若かりし日の森田健作が可愛いですね。


砂の器 デジタルリマスター版

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  • 出版社/メーカー:
  • 発売日: 2016/11/02
  • メディア: Prime Video




Amazon Primeで何度も見ている映画、2つ目は最近の作品です。「リトル・フォレスト」(夏~秋、冬~春)です。いち子というヒロインが東北の雪深い農村で自給自足の生活を送る話ですが劇的なところはなく淡々と進行しています。漫画の映画化ですが、田舎のおじいちゃんおばあちゃんはエキストラなのでしょうか?本当に田舎の味?が出ています。(一部は有名な役者さんですが)いち子(橋本愛)・キッコ(松岡茉優)・ユウ太(三浦貴大)の友人関係を中心に農村の四季、いち子が心から小森に残る決心をするまでが描かれています。いち子やその母(桐島かれん)が工夫して作るお料理のシーンがとても楽しく、自分でも作ってみたくなるし、こういう生活に憧れたりします。私は最初冬~春編から見ましたが、話の内容からしておそらく夏~秋編から見る方が良いかもしれません。どちらから見ても見れますが・・・。


リトル・フォレスト 夏・秋

リトル・フォレスト 夏・秋

  • 出版社/メーカー:
  • 発売日: 2014/12/17
  • メディア: Prime Video



リトル・フォレスト 冬・春

リトル・フォレスト 冬・春

  • 出版社/メーカー:
  • 発売日: 2015/06/24
  • メディア: Prime Video



Amazon Primeではまった動画3つ目は「牧場の少女カトリ」です。(ほかにもたくさんありますが今日はここまでにします。笑)
「アルプスの少女ハイジ」に代表される世界名作劇場シリーズ(カルピスだったりハウスだったり)の一つですが、これはGyaoでも見ています。[リトル・フォレスト」や「砂の器」はず~っと無料で見ることができていますがこの作品はいつも見ることができるというわけではありません。
「アルプスの少女ハイジ」などは小学生の頃実家でリアルタイムで見ていますし、その後も何度も再放送などで見ていますが、「牧場の少女カトリ」が放送されていた頃は高3で受験勉強が忙しかった頃でしたし、あまり興味がなかったのですね。長い間「アルプスの少女ハイジ」などに比べてそれほど名作とも思っていなかったのですが、見てみたらはまった作品です。
舞台はロシアから独立する直前のフィンランド。主人公のカトリはおじいさんおばあさんに育てられていますが(母親は仕事でドイツへ。父親は亡くなっています。)、おじいさんが体をこわし9歳で牛飼いとして働きに出ることを決意。しっかりもので向学心旺盛なカトリはその後もさまざまな事情で働き口が変わりますがどの場所でもしっかり働きついには学校に奨学生として入学することになります。
作品はフィンランド色が強く「カレワラ」を読む場面やシベリウスの「フィンランディア」「トゥオネラの白鳥」「カレリア組曲」「ラカスタヴァ」などの音楽がBGMとして使われているという贅沢さです!オープニングとエンディングは普通のアニメソングですが。

牧場の少女カトリ(1) [DVD]

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  • 出版社/メーカー: バンダイビジュアル
  • 発売日: 2001/03/25
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